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永田ゆにこのブログです

はてなに転職して一年が経ちました

早いもので、はてなに転職してから、今日9/1で一年が経ちました。振り返りつつ近況を書きます。

現在のポジションは、オウンドメディア支援をするグループのアシスタントプロデューサーです。はてなには企業向けに提供しているオウンドメディアCMSがあり、加えてメディア全体の設計や、掲載するコンテンツの支援などを行っています。近年オウンドメディアやメディアの閉鎖が相次ぐ中、どのような設計をすればマーケティング手段としての効果が出せるか、どんな体制だと効果を発揮・維持しつつヘルシーに運用できるか、などメディアにまつわる課題を解決し、価値のあるコンテンツを提供するためのあれこれをやっています。

この一年でやってきたこと

転職して最初の一年でやってきたことは2点です。

  • これまでの経験がどれぐらい通用するのか・応用できるのかを試す
  • 「自分はどういう人なのか」「どんなことができるのか」「どんなことを任せられるのか」を周囲に成功体験として見せる

これは、転職して「さてここからどう働いていこうかな」と考えていたとき、外部のメンターから頂いたアドバイスです。いきなり方針もなくガチャガチャ頑張るより、まずは仕事を通した周囲との関係性の構築を目的と決め、最初の一年はこの2点に焦点を絞って実際の業務に取り組んできました。

できたことなど

前職からやっていたマネジメントやチームビルディングなどは、組織によってカスタムする必要はあるものの、だいぶ流用することができました。
自分が入る少し前に組織変更が行われたばかりのチームだったので、チーム全体を成長させるための体制構築から着手。もともと優秀なメンバーの集まりだったので、個人商店化してしまうのはもったいない。各メンバーの強みが周囲にも相乗効果をもたらすような、方針・目標・評価の仕組み作りなどをしました。これからの理想型に向けた体制/平準化された目標設定と評価/日常的なフォローやマネジメント体制などは、ある程度固めることができたという認識です。

課題解決やファシリテーション、プロジェクトの推進についても基本の考え方・進め方は同じなので、これまでの経験が活かせたと思います。
「何かを推めるとき「やっている感」を感じられる手段から手をつけてしまいがちだけど、実はすごく遠回りになる。面倒だけどしっかりと戦略部分に時間を掛けてからスタートする。」という考え方は、大体どんな場面でも同じだと思いました。とはいえ、戦略部分に時間を掛けることが正しいと思う人ばかりでないので、何故そこが重要なのか納得感のある説得も含め、周囲をどうやって巻き込んでいくか、は毎度同じ課題だな〜と感じます。
読んだ本だと↓のあたりが役に立ちました。

総括としては、一年を通して冒頭の2点を実行してみて、

  • 「マネジメント」や「課題解決」あたりは基礎が一緒なのでこれまで経験が通用した
  • 「↑この辺ができる」「推進力がある」「人を巻き込んでいくのが好き」という周囲の認知が進んだ

という自己評価です。

二年目はどうするか

二年目は、今自分ができることは他の人にノウハウごとスライドしていき、新しくサービスグロースの仕組みやお金周りなどに挑戦していく予定です。組織をまたいだ取り組みも多く、よりたくさんの人と連携していく必要があるので、できることをやっていたこれまでより難易度が上がると想定しています。しかしこれも、転職一年目で「こういうことができそうだな」と判断して任せてもらったタスクだと思うので、難易度が高ければ高いほどやりがいはあるし、やりきりたい気持ちです。

はてなの面接では、いまの上長であるお二人とお話しました。もうすぐnanapiが更新停止になることを告げると、お二人はそれに対してめちゃめちゃ残念がってくれたんですよね。他にもいろんなことを話したんですが、メディアについてやコンテンツマーケティングに対する価値観というか、思いが似ていて、ここなら自分が正しいと思っていることを推めていけるかもしれないと思いました。無事に入社が叶い、いまお二人と一緒に事業に取り組めていますが、採用してよかったと思ってもらえるよう、引き続き成果を出すことで返していければと思っています。

体制や仕組み作りなどは到底ひとりで作れるものではなく、周囲のリーダー・メンバー・上司との連携があってこそです。協力し合える関係が築けたことも、この一年の大きな収穫でした。ただし、チーミングや周囲の人との関係性というものは生ものなので、これからも維持していけるように努力していきます。引き続き二年目もどうぞよろしくお願いします。

余談:9/1はnanapiのリリース日でした

今日9/1は転職した日でもありますが、前職で手がけていたライフレシピサイトnanapiのリリース日でした。本来であれば今日で11年目を迎えていたnanapi。
至極残念ではありますが、昨日2020/8/31でnanapiは完全クローズしたようです。更新停止の段取りまでは終えて去りましたが、完全クローズに関わられた方々、お疲れ様でした。ありがとうございました。
nanapi.supership.jp
いつまでも前職の話をしてるのは格好悪いんですが、今の業務内容にも関係することでもあり、こういう経験も今後に生かしていきたいと思います。nanapiには本当に感謝をしています。ありがとうございました。

在宅勤務開始でリモートマネジメントについて考えたこと・取り組んだこと

今年のはじめからじわじわと始まったコロナ禍。4月上旬より、弊社も徐々に自宅勤務に切り替わりました。

現在はとある部のマネージャーをしていますが、「チームと物理的に離れて働く」という経験をするのも、リモートを中心としたマネジメントに取り組むのも初めてです。

約2ヶ月ほど続いた在宅勤務期間の中で、リモートでのマネジメントについて考えたこと・チームに取り入れたことなどを、言語化しておきたくまとめてみます。

目次

【前提整理】各メンバーの就業環境がバラバラになってしまった

急遽、なし崩し的に在宅勤務が始まったことにより、就業する環境が人それぞれとなりました。

在宅勤務の快適さを左右する要素は、大きく分けて「自宅の環境」「自宅の設備」「職種」「個人の性格」があり、快適度はこれらの掛け算によって決まると思います。各項目の中にも「まだマシ」から「かなり深刻」というのグラデーションがあるんじゃないでしょうか。

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在宅勤務で「これまでと同じ業務」を行い、快適と感じるか不便と感じるかは、当然その要素によって変わるため、「在宅勤務が超快適」という人もいれば「在宅勤務つらい」と言う人もいるのは当たり前のことだと思います。

環境の違いによるパフォーマンスのバラつきは想定できたので、各メンバーがすぐにこれまでと同じ成果を出せるとは思わないようにしました。そして「在宅がこれからの働き方」と決めつけたニュアンスも避けようと思いました。

別々の環境になっても、メンバーがこれまでと同じようなパフォーマンスを出せるようになるには、どんなサポートをしたら良いか。同チームのマネージャーたちと一緒に考えていきました。

何からすればいいのかを考える

在宅勤務になり、快適に思っている人も、やりづらくなった人も、両方いるのでは?

そう仮説を立てましたが、本当のところメンバーの皆さんはどう思っているのだろうか?まずはメンバーの状況把握から行うことにしました。

在宅勤務開始から二週間ほど経過した頃、Googleフォームで個人的なことには干渉しない程度のアンケートを作成し、皆さんに回答してもらいました。質問内容は以下です。

  • 在宅勤務での仕事の環境について(道具/空間環境/設備)
  • 在宅勤務での仕事のモチベと作業の進捗について(自身のモチベ/作業の進捗)
  • 在宅勤務でのコミュニケーションと人間関係について(社内/社外/周囲の人)
  • 在宅勤務での生活と体調について(健康面/メンタル面/生活の質)

回答結果から、通勤などがなくなり快適にはなったことがある反面、当然ながら戸惑いや試行錯誤も見られ、大なり小なり困りごとがあることが見えてきました。

具体的にどんなことに困っているのか、どんなことがつらいのか、までしっかり書いてくれるメンバーが多く、早めに課題を知ることができて助かりました。

実際に取り入れたこと

見つかった課題に対し、実際に取り入れたことをまとめてみます。(個人的な対応をしたものは除きます)ちなみにこれはわたし個人がではなく、チームのマネジメントレイヤー皆で考え、実施したものです。

1)個人の評価目標の調整

最初に行ったことは各個人の評価目標の調整です。

アンケートでは家庭の事情等で就業時間が短くなるなど、これまで同様には働けない、という回答もありました。そこでケースに応じて、期初に立てた目標に調整が必要となった目標を精査し、無理のない範囲で元の目標と同レベル、周囲と公平になるような内容や量に調整を行いました。

特定のメンバーの調整だけでなく、全メンバーの目標も各環境下での実現可能なラインに見直し、それに加えてフォローしてくれる人にはフォロー分の評価のどこに乗せられるかなどの修正もしました。

ちょうど四半期面談のタイミングだったため、それを元に2on1で相談・決定。

これにより少なくともチーム内では、コロナの影響も含めた公平な評価が可能になると思います。

2)コミュニケーション不足の解消

その他にアンケートで皆が戸惑っていたこと・課題に感じていたことは、物理的に離れたことによる社内外を含めたコミュニケーション不足です。これは弊社に限らず、多くの組織で今回課題に上がったんじゃないでしょうか。

その分をどう埋めたら良いか、以下のようなことを試してみました。

2−1)対社外のコミュニケーション:定例会で情報共有/意見交換

クライアントとのコミュニケーションの取り方や、各案件での対応が急遽リモートに変更となった時の段取りなどについては、毎週実施している定例会で、得た知見などを共有し、他の案件でも横展開できるようにしました。

困りごとなどもここに持ち寄ってもらい、他の案件でも同じようなことはないか?どう解決すればいいか?を同時に考えるようにしました。

会社と調整が必要な場合はマネージャーが持ち帰り対応しています。

2−2)対チーム内のコミュニケーション:雑談タイムを実施

ゆるく集まって立ち話的なことができるよう、現場に近いマネージャーのイニシアチブで、毎朝5分程度のオンライン雑談タイムが運用されています。

任意参加ではありますが、来る来ないも調子のバロメーターのひとつとなり、反応が薄いメンバーにはケアを心掛けるきっかけにもなります。

雑談タイムで上がった課題や懸念なども、マネジメントレイヤーに持ち寄ってもらい対策を考えたりしました。

2−3)対個人とのコミュニケーション:必要に応じた1on1の実施

これまで直接顔を合わせていたときはちょっとした立ち話で済んだことも、改めて時間を取らないといけなくなりました。

アンケート結果からの個人に対して気になることのヒアリングはもちろん、ふとした行動から何か思うことがあれば、こまめに時間を取って話すようにしています。

同じくマネージャー間でも、こんな時だからこそ時間を取り、小さな認識齟齬も見落とさないよう心がけています。

3)運動不足と休憩不足の解消

その他にアンケートでは、通勤やオフィス内での移動がなくなったことによる運動不足や、集中しすぎてしまう休憩不足などが挙げられていました。

散歩などの休憩は積極的に取りましょうということになりましたが、初めは取りづらさもあると思い、公式にアナウンスもしました。そのうちに、休憩で離席する際はグループのslackに連絡する、というルールも自然に発生し、気軽に休憩を取ってもらえる空気が作れてきたのではないかと思います。

加えて、ランチ休憩も延長可能としました。買いに行く人や作る人は、これまでのランチ休憩(1h)だとちょっと時間が短いのではないかと考え、タスクの調整が可能な場合は休憩時間を1.5h取ってOKとしました。

これは既に別のチームが実践しており、自分のチームでも取り入れることにしました。快諾してくれた上司には感謝です。

4)再アンケート実施

一度目のアンケート結果を受けていろいろ試行錯誤をしてみましたが、その後はどうだろうと1ヶ月経過後に再アンケートを実施しました。

結果はよくなった人もいれば変わらない人もいて、その理由もまた個人によるものでした。なかなか「慣れ」という一言では片付かない問題だと改めて実感しています。

新しい働き方は受け入れていかないといけなさそうなので、ずっとこういう調整をし続けていくのではないかな〜と思いました。新たに見えてきた課題には随時対応中です。

今後の働き方の希望も回答してもらったので、ワーキングアグリーメントに盛り込んだりするなど、これからのチームに反映していきたいです。

リモートのマネジメントをやってみた所感

在宅勤務を中心とした場合のチームビルディングやマネジメントを実施してみると、これまでよりもコストは増えると感じました。会えない分、見えない分、今まで以上に各メンバーの事情に気を配ったり、評価の細かい調整が必要になる印象です。

しかし、新しい働き方が増えればマネジメントも変わるべきだと思うので、これからの働き方を受け入れていくならば、そのコストも必要なものとして受け入れていくしかないのだと思いました。

アフターコロナの働き方/マネジメントのこれからを考える

緊急事態宣言が解除され「実際に在宅勤務ができたんだから、もうオフィスは必要ないのではないか」「今後はずっと在宅推奨でもいいのではないか」という意見も見られます。

でも冒頭で挙げたように、それぞれの環境の違いは各人により様々なので、在宅勤務のメリット・デメリットを一律で挙げていくのはナンセンスな気がします。

在宅勤務が可能になって便利になる人もいるし、在宅勤務だとやりづらい人も両方いて、どちらかが正ではない。この考え方は、常に忘れずにいようと思っています。

そもそも、出社・在宅「どちらがよい」ではなく、これからは「どちらも選べる」が理想的になっていくんじゃないでしょうか。事情がある日、人混みの中を通勤するのはつらい日、大雨の日など、在宅で働く方がいい日も往々にしてあります。もちろんその逆もあります。

その理想を実現させるならば、当然マネジメントコストや評価の難易度やコストも上がると想定されますが、できることからトライして最適化していければ、新しいマネジメントの形も見えて来る気がしました。

働き方の選択肢が増えても、チームのパフォーマンスや評価の公平性を守っていくのが、これからのマネージャーの役割になっていくと思います。

最後になりますが、今回この混乱の中、チームのマネジメントについて一緒に考え、実行できたことを、上司・マネージャーの皆さん、メンバーの皆さんに感謝します。よいチームで働いています。ありがとうございました。

「Googleスライド」で作る資料を、ちょっと良く見せるコツまとめ

はじめに

こんにちは。書き始めを「はじめに」にしてしまうハウツーサイト出身者です。
コロナコロナで様々なものが中止や延期になってしまい、3.11のときに似た閉塞感を感じていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。通勤や平日が好きな日常を愛する者として、一刻も早くいつも通りの日常が戻ってきてくれることを心より祈ります。

そんなときこそブログを書こう

せっかくブログの会社に転職したんだし?
最近は何をしているかというと、実案件運用から組織マネジメントまで幅広くやっております。お金周りに近いところを希望し入社したので、営業さんとお仕事をさせてもらっていて楽しいです。ありがとうございます。

資料をよくつくる

となると、内部向け外部向け問わず資料を作ることも多くなります。以前は圧倒的Keynote派でしたが、現在はなるべく共有しやすいGoogleスライド中心にしています。
みなさん資料作りは好きですか?わたしは好きです。資料なんか分かりゃいんだよ!と思いつつも、意外にもデザイナーキャリアの方が長いため、せっかくならきれいに作りたい…と、自己満に近いこだわりを持ってせっせと作ってます。
そういうのいくつかあるな?と思ったので今回は、いつもやっている「Googleスライドで作る資料を、ちょっと良く見せるあれこれ」をまとめてみたいと思います。
たまにはこういう超各論のこまけ〜Tips系のを書くのもいいよね。

リストの幅を調整する

いきなりめちゃくちゃ各論なんですが、リスト記号の幅は調整してます。デフォルトのままだと結構な間隔が空いていて気になりますよね。
地味だけどこれを整えると、間延びがなくなり締まる感じがしてよいです。

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フォントの使い分け

フォントは「ヒラギノ角ゴ」もしくは「ヒラギノ丸ゴ」を使っています。
社内に向けては雰囲気の柔らかい丸ゴで、社外に向けては堅い印象の角ゴを使うことが多いかな。フォントの依存を懸念する場合は、デフォの「Arial」を使うこともあります。
他の資料からコピペしてくると、違うのが混ざっちゃってたりするので注意。シーンによってフォントを使い分け、しっかり統一することで全体的なまとまりが出てよいです。

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四角で囲うときはさりげなく角丸を使う

四角で何かを囲ったりするときは、四角ツールをそのまま使うのではなく、さりげなく角丸ツールの四角を使うと「丁寧な暮らし感」が出てよいです。
角丸のサイズは黄色のポチを触ると調節できます。

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見出しの位置や本文の位置のルールを作っておく

全部のページに配置されているようなものの位置が少しでもずれていると、プレゼン時にページ送りをするとガチャついて見えてしまうので、見出し・本文の始まる位置ぐらいは決めています。
これも「書式設定オプション」から数字で指定できます。ここが揃うだけで全体がすっきり。

  • 大見出しはX:1cm/Y:1cm
  • 中見出しはX:1cm/Y:3cm
  • 本文はX:1cm/Y:4cm

毎回Googleスライドの中でCSSが使えたら…と500回ぐらい思ってます。classつけて位置指定させてくれ、、

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paddingは全部ゼロにしておく

文字ボックスの中のpaddingをゼロにしておくと位置もズレにくいです。なので基本文字ボックスのpaddingはゼロにしてから使っています。
逆にボックスの中で文字の位置を調整したいときはここのpaddingを触るとよいです。

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ニコニコと悩んでいる人を作っておく

結構いろんな資料で使っているのですが「?」って人と「!」って人のアイコンを作っておくといろんなシーンで使えて便利です。セリフはその時々によって変えてます。
顔は丸ツール、体は台形ツール、目は線ツール、口はフリーハンドで描いた気がする。グループ化してひとつのオブジェクトにして使ってます。

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資料フォーマットは使わないことが多い

会社によって専用フォーマットみたいなのが決まっているところも多いと思うんですが、はてなの資料フォーマットも存在していて、初めの頃はそれを使って資料作成をしていました。
あるとき、社内のいけてるディレクターの人の資料を見せてもらったら、フォーマット的なものは使ってなくて、すごいシンプル!いい!と思ったので、それ以降必要ないときはフォーマット使ってません。
フォーマットがないと端から端までスペースが使えてよいです。

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ページ数は全ページに入れます。
ちなみに前職ではGoogleスライドを使うときのページ設定は「ワイドスクリーン(16:9)」がデフォでしたが、はてなでは「標準(4:3)」です。(だから何ということはない)

おわりに

もっとたくさんある気がしたけどそんなにありませんでした。。
ちょっとしたことばかりなんですが、資料って何かを人に伝えるために見せるものなので、なるべく丁寧にきれいに見えるよう作りたいな〜と思ってます。
ではまた。

追記

2013年に書いたブログと、ブログの書き方の手法が何も変わっていなくて自分でびっくりしました、、(文中に入れる画像に罫線を入れたい派)
qiita.com

【転職と入院】2019年を大晦日に振り返る

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(西荻窪を散歩中にみた虹っぽい雲)

2019年も残すところあと数時間になりました。やっと!やっと終わるやん2019!
いま改めて調べてみたんですが、2019年って昭和56年生まれは前厄でも後厄でも、もちろん本厄でもないんですよね。なのにえらく厄年感ある一年でした。体感としては元旦からもう2年ぐらい経過している。年々時間が過ぎるのは早いのに、四季の巡りはとてもゆっくりに感じて、これが加齢か〜としみじみしてます。

転職した

2019年の大きい出来事としては、やっぱり転職をしたこと。2年ほどかけて立て直しを推進してきた、ハウツーメディアnanapiの更新停止がきっかけでした。
www.yunico.jp

更新停止の発表は6月でしたが、決まったのは3月で、年明けからずっとその調整をしていました。結局更新停止は避けられず、他にもいろいろ重なったことにより、このタイミングで退職を決めました。
ロケットスタート(nanapi)入社から数えて通算9年目、この先も当たり前のように在籍し、上場も、虎ノ門ヒルズビジネスタワーへの移転も、経験するものとばかり思っていたけど、先のことはわからないものです。
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はてなに入社

6月上旬から転職活動を開始し、一ヶ月ほどで無事内定をいただくことができ、7月末で最終出社、8月末で退職、9月より株式会社はてなに入社しました。
www.yunico.jp

はてなのサービスに関する気持ちは、いろいろなところで書いてますね。Twitterでも。



ベンチャー入社の呪いを解く

ありがたいことにいくつかの会社さまにお誘いいただいておりましたが、以前から次ははてなと決めていたので、はてなだけを本命で受けました。
はてなを選んだのは「自分が使ってるサービスに携わりたい」といった大きな理由に加え、もう一つ「知り合いがいない会社に、きちんとした採用を経て入社したい」という気持ちがあったからです。
ロケットスタート(nanapi)は初期の初期にご縁があり、書類選考や面接を受けて入った訳ではありません。会社が大きくなるにつれ、優秀な人が正式な採用ルートから入社してくるのを目の当たりにすると、自分は今の基準だとこの会社に入れないのでは…という「ベンチャー初期からいる人コンプレックス」が呪いのようになって離れず苦しみました。
ここ数年は、自身の得意とするスキルを周りと差別化して伸ばそうとしたり、コンプレックスを克服できた感じはありましたが、一度この呪いを解きたいと思い、次の転職はなんのバイアスもない採用ルートを通って入社する、と決めていました。
実は、前々職のWEB制作会社もmixiで誘っていただいての入社で、新卒で入社したDTP制作会社も学校からの紹介だったため、ちゃんとした就職活動というものも初めて。既製品の履歴書・職務経歴書の文字間や余白や、アピール項目の内容などが気になり、ゼロからイラレで作ってしまうという力み具合でした(笑)

はてな入社後のお仕事は、新しい仕組みづくりなどに取り組んでいます。希望していたビジネス周りに携わることもでき、未経験なことも多く周りの人に頼りまくりですが、日々ポジティブにがんばっています。年を重ねるとなかなか未経験のことをやらせてもらえなくなりますが、チャレンジできること、教えてくれる人がいる、というのはありがたいことです。経験があるマネジメント周りでは、みんなで支え合って大きいことができるチームを作れるようがんばっています。

入社してまだ数ヶ月なんですが、はてなはユーザー歴のほうが長いため、まだまだユーザー気分でいることが多いです。たまにはてブやはてなブログを見ていて障害に遭遇すると「お、はてなで障害めずらし〜運営がんばれ〜」みたいな気持ちになったあと「弊社!」ってなります。(そして隣の人が障害対応をしていたりする)

入院した

一方で、私生活において一番インパクトがあった出来事と言えば、やっぱり4月の入院。風邪をこじらせて肺炎になり、肺炎をこじらせて胸膜炎になり、救急にかかって即日入院。1〜3月はnanapiの進退の件でバタバタしていて精神的にもしんどく、そんな時期に体調を崩し、そのまま人生初の入院までいってしまいました。上京してから19年目、初めて実家の親に上京を要請する激ヤバ事態。

入院期間はつらいし暇だしで、ひたすら起きたことのメモをとっており、そのメモをまとめたのが下記の「平成31年4月胸膜炎入院日記」です。退院日に病院のWi-Fiの存在に気づいた。つらい。
note.com

というわけで

年明けから8月くらいまでがなかなかハードモードでしたが、来年はもう少しましな年だと嬉しいです。とはいえ、やっぱり健康だけは何かあったら自分ではどうにもできないことなので、とにかく健康であればいいと思っています。
今日はあたたかく穏やかな大晦日でしたね。1年間なんだかんだで楽しく暮らすことができ、こんなよい大晦日を迎えることができました。みなさまと八百万の神に感謝します。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。

株式会社はてなに入社しました

表題の通り、2019年9月1日より株式会社はてなに入社いたしました。
初出社は2019年9月2日でした。
「入社するまでが転職活動」と入社前には公表しておりませんでしたが、ここで改めてご報告いたします。

はてなで何をするのか

退職エントリーでも書いた、これからやりたいことの「しっかりビジネスに繋げて稼ぎ、事業を拡大させる」に、アシスタントプロデューサーとしてメディアを中心に幅広く関わっていく予定です。
オウンドメディアの在り方について多くの議論がされる昨今ですが、ブームが終わったという訳ではなく、その存在価値を改めて見直しながら高めていく、という次のフェーズに入ったと思っています。メディアのブランドやコンテンツの力を最大化させて価値を築き、ユーザー/クライアント/メディアの三方よし状態をしっかりと作りながらビジネスにも繋げることができれば、メディアやコンテンツの評価はまた変化していくと思います。これまで培ってきたスキルや散々失敗した経験値を活かして、様々な課題解決に対し真摯に取り組んでいきます。

というわけで

まだ入ったばかりなので退職エントリーのように多くのことは書けませんが、これからの出会いや挑戦にわくわくしています。ポジティブにがんばります。取り急ぎご報告まで。

オフィスは引き続き表参道になります

B3出口からA5出口に変わっただけ。表参道大好きなのでうれしいです。
うっかり通い慣れた骨董通り方面へ向かいそうになってしまいますが、今度は根津美術館の隣です。表参道勢のみなさんとはまたいつでもランチに行けますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

9年勤めたSupership株式会社を退職します

表題の通り、2019年8月末日をもちましてSupership株式会社を退職します。
最終出社日は2019年7月29日でした。
Supership自体は2015年に設立された会社ですが、Supershipに合併する前の株式会社nanapiおよび、nanapiの前身となる株式会社ロケットスタートからのジョインなので、9年と3ヶ月の在籍となります。この9年間で数え切れないほどの方々にお世話になりましたので、直接お伝えはできませんでしたが、ご報告の意味を込めて退職エントリーを書きたいと思います。

退職を決めた理由

シンプルに、nanapi時代から引き継いできたものが一旦終わったからです。
前回の記事でもお伝えした通り、2019年6月末日をもちまして、自らが率いてきた『暮らしの情報サイト nanapi』が更新停止となりました。
これまでずっと走ってきたのは、常に目の前にやるべきことが残っていたからで、それは自分のやりたいことでもあったし、nanapi時代からいる人間の責任とも思っていたし、時には意地で続けていた時期もありました。nanapiは自分がなんとかするしかないと強く思っていて、最後の2年はこれまでと違うものを作れると信じていたので、それを成し得たかった。更新停止のお知らせを自分の手で出せたことは救いでした。長い旅が終わった、という感覚です。

この9年やってきたこと

ロケットスタート時代(2010年〜)

もともとnanapiのユーザーだったことからご縁があり、何度か外注デザイナーとしてお仕事をさせていただいたのち、正式にロケットスタートの一員として迎え入れていただきました。しかしそれまでは主に受託デザイナーであったため、サービス開発とクライアントワークの作法の違いに戸惑い、始めの頃はみなさんの足手まといだったと思います。徐々にサービスを伸ばしていくやり方を覚え、数字を追ったりすることにも慣れ、nanapiだけでなくnanapiから派生した別サービスの開発などもがんばりました。開発技術もいっぱい勉強させてもらいました。

nanapi時代(2012年〜)

「チームみんなでひとつのことを頑張る」という楽しさに目覚め、徐々にデザイナーからディレクターの仕事に移行し始めました。主にサービスのグロースと、運用を中心にやっていたと思います。始めは「みんなでがんばろうぜ!」っていう雰囲気だけで強引に進めていたような気もしますが、ラッキーなことにディレクター陣が超絶優秀な人揃いだったおかげで、見よう見まねで何とかまともなディレクションスキルを習得することができました。新たにサービスを作っては閉じ、作っては閉じ、とにかくチャレンジの日々でした。

Supership時代(2015年〜)

3社合併し、Supershipになったタイミングから管理職の道へ進み始め、自分のチームを持ちプロジェクトを任せてもらいました。しかしながら自分のチームを持ってプロジェクトの責任者になるということは本当に大変で、事業部会ではまともな報告もできず心底情けなかったです。予算管理などの数字の引き方や、事業計画作成なども経験が浅いことで苦労しました。しかし、現場より少し俯瞰して見ることにより会社全体を見渡すことができ、本当に多くのことを学びました。自分のプロジェクトを会社に承認してもらい、チームを作りメンバーひとりひとりを見つめて評価に繋げ、プロダクトも妥協しない、という3点を立たせるのは難易度が高く大変なことでしたが、失敗を中心とした数々の経験はSupershipになったからこそできたもので、今後のキャリアにおける大事な財産となりました。

これからやりたいこと

これまでは、開発、グロース、運用、編集、などをやってきたのですが、プロダクトのチャレンジフェーズが多く「しっかりビジネスに繋げて稼ぎ、事業を拡大させる」という経験があまりありません。nanapiも最後の2年は、PV保証に替わる新しいマネタイズから逆算した価値づくりと商品設計をやっていて、今年からようやくビジネスへ繋げていく、という段階だったのですが結局それもできなかったので。
世の中や顧客の課題解決から、設計、開発、運用をし、価値を作り上げてマネタイズに繋げしっかり稼ぐ、というところまでできるようになれば、これまで培ってきた一連のスキルを活かせると共に、開発からビジネスまでの一通りができるようになります。
マネタイズやアライアンスなど事業を拡大する際に必要なビジネススキル、現場を俯瞰した組織編成や仕組みづくりなどのマネジメントスキル、根拠のある判断ができるよう専門的なマーケティングスキル、などを新たに習得していければ、と考えています。

感謝の気持ち

nanapi時代のみなさま

始めの5人から最後は50人ぐらい?と規模がどんどん移り変わったnanapiでしたが本当に優秀な方が多く、教えあうのが当たり前という文化のおかげで常に勉強をさせてもらっていた気がします。なんか悩んだりつらいこともあった気がするんですが、今となっては楽しい思い出しか残っておらず、会社に行くのが嫌だなあと思った日はまじで1日もありませんでした。ひとつのプロダクトを中心に、みんなで盛り上げていくことの楽しさや面白さが本当に最高でした。こんなに楽しい道へ迎え入れてくださった役員の方々、惜しみなく技術を教えてくれた開発部の方々、最後にわたしの手に渡るまでそれぞれの時代でnanapiを運営し支えてくださった方々、nanapi社で一緒だった全ての方に感謝します。本当にありがとうございました。

Supershipのみなさま

nanapi、ビットセラー、スケールアウトという異文化の3社が合併してできたSupershipでしたが、最初こそその文化の違いに戸惑ったものの、とにかくいい人が多く、nanapiのビジネスが苦しいときも、他部署の方々がいろんなタイミングで協力してくれたり、応援してくれたりして、そういうのが全部めちゃくちゃ嬉しかったです。Supershipにならなかったらこういう人とは絶対巡り会わなかっただろうなーと思う人もいっぱいいます。部活も楽しかったです。多くの出会いに感謝します。Supershipの事業の中でたくさんのチャレンジをさせていただき、本当にありがとうございました。

最後一緒にnanapiをがんばってくれたチームメンバー

ゼロスタートどころかマイナスからのスタートだったにも関わらず、前向きに高い熱量でnanapi再生に一緒に取り組んでくれた優秀なメンバーがいたからこそ、最後までnanapiをやれたと思っています。そんなに大したことができるリーダーでもなかったんですが、みんなに思いっきり引っ張ってもらい、最後は全員が同じところをしっかりと向けている素晴らしいチームになっていたのではないかと思います。1お願いすれば爆速で3実装してくれる開発陣、確実に人の心を掴み数字を積み上げるコミュニティマネージャー、手間を惜しまず最高のコンテンツを作ってくれた編集部。一緒にnanapiを作ってくれて、本当にありがとうございました。

導いてくれた上司

nanapi時代のかなりポンコツな状態のデザイナーからディレクターへそして管理職、プロデューサーまで導いてくれたのが2013年から2017年まで上司だった岡山さんです。自分でも気づいていなかったセンスや適性を見事に見抜いてくれて、それらを発揮できる場所に配置してくれて、泣き言を言い続けるわたしに粘り強く付き合ってくれて、気づけば自分に向いている道が拓けてここまで来ることができました。一時は方向性の違いから派手な大喧嘩をしたわたしたちですが、ここまで感情を強くぶつけてまでわかり合いたいと思った人は初めてでした。必ずまた合流して一緒に仕事をしましょう!本当にありがとうございました。

8月は有休消化をします

別に有給消化しなくてもいいかな〜?と思っていたのですが、周りの人の「こんなタイミングそうそうないから使え!」の言葉に後押しされ、8月いっぱいは有休消化をすることにしました。毎日暑いしね…。
とはいえ通う場所がないと気が狂いそうになるので、毎日ジムにでも行こうかと思います。先日後輩と行った台湾旅行で占いや足つぼマッサージでも運動不足を指摘されてしまったので…(占いで運動不足指摘されるって何・・?)
そういう感じですのでだいぶ時間があります。ランチやお茶などしていただける方がいましたらご連絡ください。割とどこでもいけますので、どうぞよろしくお願いします。

地味なお知らせ

2015年から、middleman+githubpagesで作ったブログ、http://yuni.co を更新してきたのですが、さすがに2019年にもなって更新するたびにdeployするのはつらくなってきたため、https://www.yunico.jp/に移行しました。久しぶりにcssをたくさん書けて楽しかったです。(いくつか記事もうつしたよ)
前のブログはそのうち閉じる予定ですので、今後はこちらのブログをよろしくお願いいたします。

nanapi更新停止をお知らせしました

昨日お知らせした通り、2019年6月30日(日)をもちまして、nanapiは更新停止となります。

今回のことの経緯についてはいろいろ事情があり詳細までは書けませんが、2016年の終わりに行ったリニューアルをきっかけに「新しいnanapiをつくる!」と約2年間推進してきた立場としては本当に残念です。

Twitterでもお知らせを出したところ、ユーザーさんから返ってくるリプライを見て「これから伝えようとしていたユーザーさんに、伝えたいことがちゃんと伝わり始めていたんだな」と感じました。たくさんのリプライに対し、心をこめていいねを押しています。nanapiのお問い合わせフォームからもメッセージをありがとうございます。nanapiを使ってくださってありがとうございました。ライフレシピもLINE@のお気に入り機能も残りますので、引き続き少しでもみなさんの生活のお役に立てたらとても嬉しいです。

わたしも6月末日をもってnanapiのプロデューサーではなくなります。もともとわたしはnanapiのユーザーで、夢中でレシピを投稿していたら、ご縁がありロケスタ社(nanapi社の前身)に入れていただいたのが始まりで、そこからずっとnanapiと共に過ごしてきました。自分の手で更新停止のお知らせを出せたのは、残念なことになってしまった中でせめてもの救いであり、償いだと思っています。

ロケスタ社に入社するとき、当時のCTOとCOOに「ベンチャーだけど、遊びではなく、本気でnanapiに参画できる?」と代々木のカフェ・ロリータで聞かれたことを覚えています。9年越しの答え合わせとして「本気で参画できた」と言っていいんじゃないでしょうか。わたしにとってnanapiはただのプロダクトではなく、ロケスタ社・nanapi社での歴史、一緒に働いた人たちとの思い出も含めた、この9年の全部です。

nanapiを応援してくださったみなさま、これまで一緒にお仕事をさせていただいたみなさま、協力してくださった企業さま、最後の最後まで一緒にがんばってくれたチームのみんなに、心より感謝いたします。本当にありがとうございました。