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プロデューサー永田ゆにこの日記です

9年勤めたSupership株式会社を退職します

表題の通り、2019年8月末日をもちましてSupership株式会社を退職します。
最終出社日は2019年7月29日でした。
Supership自体は2015年に設立された会社ですが、Supershipに合併する前の株式会社nanapiおよび、nanapiの前身となる株式会社ロケットスタートからのジョインなので、9年と3ヶ月の在籍となります。この9年間で数え切れないほどの方々にお世話になりましたので、直接お伝えはできませんでしたが、ご報告の意味を込めて退職エントリーを書きたいと思います。

退職を決めた理由

シンプルに、nanapi時代から引き継いできたものが一旦終わったからです。
前回の記事でもお伝えした通り、2019年6月末日をもちまして、自らが率いてきた『暮らしの情報サイト nanapi』が更新停止となりました。
これまでずっと走ってきたのは、常に目の前にやるべきことが残っていたからで、それは自分のやりたいことでもあったし、nanapi時代からいる人間の責任とも思っていたし、時には意地で続けていた時期もありました。nanapiは自分がなんとかするしかないと強く思っていて、最後の2年はこれまでと違うものを作れると信じていたので、それを成し得たかった。更新停止のお知らせを自分の手で出せたことは救いでした。長い旅が終わった、という感覚です。

この9年やってきたこと

ロケットスタート時代(2010年〜)

もともとnanapiのユーザーだったことからご縁があり、何度か外注デザイナーとしてお仕事をさせていただいたのち、正式にロケットスタートの一員として迎え入れていただきました。しかしそれまでは主に受託デザイナーであったため、サービス開発とクライアントワークの作法の違いに戸惑い、始めの頃はみなさんの足手まといだったと思います。徐々にサービスを伸ばしていくやり方を覚え、数字を追ったりすることにも慣れ、nanapiだけでなくnanapiから派生した別サービスの開発などもがんばりました。開発技術もいっぱい勉強させてもらいました。

nanapi時代(2012年〜)

「チームみんなでひとつのことを頑張る」という楽しさに目覚め、徐々にデザイナーからディレクターの仕事に移行し始めました。主にサービスのグロースと、運用を中心にやっていたと思います。始めは「みんなでがんばろうぜ!」っていう雰囲気だけで強引に進めていたような気もしますが、ラッキーなことにディレクター陣が超絶優秀な人揃いだったおかげで、見よう見まねで何とかまともなディレクションスキルを習得することができました。新たにサービスを作っては閉じ、作っては閉じ、とにかくチャレンジの日々でした。

Supership時代(2015年〜)

3社合併し、Supershipになったタイミングから管理職の道へ進み始め、自分のチームを持ちプロジェクトを任せてもらいました。しかしながら自分のチームを持ってプロジェクトの責任者になるということは本当に大変で、事業部会ではまともな報告もできず心底情けなかったです。予算管理などの数字の引き方や、事業計画作成なども経験が浅いことで苦労しました。しかし、現場より少し俯瞰して見ることにより会社全体を見渡すことができ、本当に多くのことを学びました。自分のプロジェクトを会社に承認してもらい、チームを作りメンバーひとりひとりを見つめて評価に繋げ、プロダクトも妥協しない、という3点を立たせるのは難易度が高く大変なことでしたが、失敗を中心とした数々の経験はSupershipになったからこそできたもので、今後のキャリアにおける大事な財産となりました。

これからやりたいこと

これまでは、開発、グロース、運用、編集、などをやってきたのですが、プロダクトのチャレンジフェーズが多く「しっかりビジネスに繋げて稼ぎ、事業を拡大させる」という経験があまりありません。nanapiも最後の2年は、PV保証に替わる新しいマネタイズから逆算した価値づくりと商品設計をやっていて、今年からようやくビジネスへ繋げていく、という段階だったのですが結局それもできなかったので。
世の中や顧客の課題解決から、設計、開発、運用をし、価値を作り上げてマネタイズに繋げしっかり稼ぐ、というところまでできるようになれば、これまで培ってきた一連のスキルを活かせると共に、開発からビジネスまでの一通りができるようになります。
マネタイズやアライアンスなど事業を拡大する際に必要なビジネススキル、現場を俯瞰した組織編成や仕組みづくりなどのマネジメントスキル、根拠のある判断ができるよう専門的なマーケティングスキル、などを新たに習得していければ、と考えています。

感謝の気持ち

nanapi時代のみなさま

始めの5人から最後は50人ぐらい?と規模がどんどん移り変わったnanapiでしたが本当に優秀な方が多く、教えあうのが当たり前という文化のおかげで常に勉強をさせてもらっていた気がします。なんか悩んだりつらいこともあった気がするんですが、今となっては楽しい思い出しか残っておらず、会社に行くのが嫌だなあと思った日はまじで1日もありませんでした。ひとつのプロダクトを中心に、みんなで盛り上げていくことの楽しさや面白さが本当に最高でした。こんなに楽しい道へ迎え入れてくださった役員の方々、惜しみなく技術を教えてくれた開発部の方々、最後にわたしの手に渡るまでそれぞれの時代でnanapiを運営し支えてくださった方々、nanapi社で一緒だった全ての方に感謝します。本当にありがとうございました。

Supershipのみなさま

nanapi、ビットセラー、スケールアウトという異文化の3社が合併してできたSupershipでしたが、最初こそその文化の違いに戸惑ったものの、とにかくいい人が多く、nanapiのビジネスが苦しいときも、他部署の方々がいろんなタイミングで協力してくれたり、応援してくれたりして、そういうのが全部めちゃくちゃ嬉しかったです。Supershipにならなかったらこういう人とは絶対巡り会わなかっただろうなーと思う人もいっぱいいます。部活も楽しかったです。多くの出会いに感謝します。Supershipの事業の中でたくさんのチャレンジをさせていただき、本当にありがとうございました。

最後一緒にnanapiをがんばってくれたチームメンバー

ゼロスタートどころかマイナスからのスタートだったにも関わらず、前向きに高い熱量でnanapi再生に一緒に取り組んでくれた優秀なメンバーがいたからこそ、最後までnanapiをやれたと思っています。そんなに大したことができるリーダーでもなかったんですが、みんなに思いっきり引っ張ってもらい、最後は全員が同じところをしっかりと向けている素晴らしいチームになっていたのではないかと思います。1お願いすれば爆速で3実装してくれる開発陣、確実に人の心を掴み数字を積み上げるコミュニティマネージャー、手間を惜しまず最高のコンテンツを作ってくれた編集部。一緒にnanapiを作ってくれて、本当にありがとうございました。

導いてくれた上司

nanapi時代のかなりポンコツな状態のデザイナーからディレクターへそして管理職、プロデューサーまで導いてくれたのが2013年から2017年まで上司だった岡山さんです。自分でも気づいていなかったセンスや適性を見事に見抜いてくれて、それらを発揮できる場所に配置してくれて、泣き言を言い続けるわたしに粘り強く付き合ってくれて、気づけば自分に向いている道が拓けてここまで来ることができました。一時は方向性の違いから派手な大喧嘩をしたわたしたちですが、ここまで感情を強くぶつけてまでわかり合いたいと思った人は初めてでした。必ずまた合流して一緒に仕事をしましょう!本当にありがとうございました。

8月は有休消化をします

別に有給消化しなくてもいいかな〜?と思っていたのですが、周りの人の「こんなタイミングそうそうないから使え!」の言葉に後押しされ、8月いっぱいは有休消化をすることにしました。毎日暑いしね…。
とはいえ通う場所がないと気が狂いそうになるので、毎日ジムにでも行こうかと思います。先日後輩と行った台湾旅行で占いや足つぼマッサージでも運動不足を指摘されてしまったので…(占いで運動不足指摘されるって何・・?)
そういう感じですのでだいぶ時間があります。ランチやお茶などしていただける方がいましたらご連絡ください。割とどこでもいけますので、どうぞよろしくお願いします。

地味なお知らせ

2015年から、middleman+githubpagesで作ったブログ、http://yuni.co を更新してきたのですが、さすがに2019年にもなって更新するたびにdeployするのはつらくなってきたため、https://www.yunico.jp/に移行しました。久しぶりにcssをたくさん書けて楽しかったです。(いくつか記事もうつしたよ)
前のブログはそのうち閉じる予定ですので、今後はこちらのブログをよろしくお願いいたします。